春の草履受注会 

気候が暖かくなり、色とりどりの花が咲き

お出かけシーズンになりました。

足元のお洒落もコーディネートのポイントですね♪

2年ぶりに草履受注会を開催いたします!

お好きな生地から鼻緒、ツボ、天(上部)、巻き(側面)を

お選びいただき、オンリーワンの草履をお作りいただけます。

ずらりと揃った生地見本、選ぶのが楽しいですよ♪

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悩まれてしまう方は…

出来上がりの台と鼻緒をお選びいただく事もできます。

鼻緒はまだまだございます!

こんなお洒落な台もあります♪

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草履をご注文して頂いた方にはオリジナル柄足袋をプレゼント♪

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草履受注会】

とき:4/20(土)~5/5(日)

※定休日は水曜日、第1・3・5日曜日です。

5/5(日)は営業いたします。

5/6(月祝)は振替定休日です。

価格】

オーダー草履:33,000円~

台単品:22,000円~

鼻緒単品:11,000円~

※メンズもご注文いただけます。

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ご来店を心よりお待ちしております。

平野神社の桜

春らんまん、桜の季節になりましたね。

今回は平野神社の桜をご紹介します。

境内には60種、400本もの桜の木があり

早咲きから遅咲きまで長い期間お花見を

楽しむことができる京都屈指の桜の名所で有名です♪

本日の様子を少しご紹介いたします。

夜はライトアップも行われており

「平野の夜桜」と言われ

都を代表するお花見スポットとして長きに渡り

親しまれ続けてきた伝統行事なんです。

昼間と夜間で二度楽しめますね♪

また、平野神社随一のパワースポットと

されているのが御神門をくぐり前方左手にある

樹齢400年~500年と言われている

立派な御神木のクスノキとその前に日本最大級の

霊石、餅鉄「すえひろがね」がある場所です。

餅鉄は鉄分を含む丸みを帯びた石で

その昔東北地方から奉納され

古来より、石を粉にして邪気を吸い取る薬に

使われたり、三種の神器の一つがつくられたなど

神様が宿る神秘の石「鉄尊様」として

崇められています。

クスノキに触れながら時計と反対周りに回った後

すえひろがねに触ると鬼門、厄除け、源気成就の

ご利益を授かれるそうです。

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弓月から徒歩圏内です。

上七軒散歩をお楽しみください♪

弓月2階ギャラリー ~3月~

まだまだ風が冷たいですが、春の気配を感じる今日この頃です。

只今、弓月2階ギャラリーではご好評につき

「西陣織大会受賞作品展」を開催中です。

経済産業大臣賞を受賞した無双紗紗合わせの訪問着です。

今回は特に沢山受賞いたしました!

奥深い西陣御召をぜひ手に触れてご覧くださいませ。

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さらに、今月の特集「大正ロマン展」を同時開催中です。

日本が一番活気があった大正時代、個人の解放や新しい時代への

理想に満ちた風潮と和洋折衷のモダンな文化「大正ロマン」を

弓月スタイルでご提案いたします。

先練り先染めの撚糸を弓月工房の御召の機で織りあげた銘仙です。

鮮やかな絣文様がまさに大正ロマン、ハイカラですね!

これからの季節、単衣で軽やかにお召しになるのはいかがでしょうか。

弓月セレクトのモダンな博多織八寸名古屋帯がおすすめです♪

かんざし作家・和田眞理子さんの天然木漆かんざしも

展示販売しております。

春の着物のお洒落をお楽しみください♪

上七軒 北野をどり

3月20日~4月2日、上七軒歌舞練場にて第72回北野をどりが開催されます。

京都には5つの花街があり、花街がそれぞれ継承する伝統技芸の

1つである「舞・踊り」の公演です。

京都五花街の中でもっとも古いとされる上七軒。

北野をどりは昭和27年に建てられた貴重な木造建築の

100年以上の歴史ある劇場で行われ、

1部、2部、フィナーレと3部構成からなります。

色とりどりの芸舞妓さんたちの華麗な踊りを楽しむことができ、

日本舞踊の最大流派である花柳流の踊りを見ることができます。

弓月京店でも観覧券を手配できますので

店頭やお電話にてお気軽にお声がけくださいませ♪

さと鈴さんお見世出しの日

さと鈴さんがお見世出しの日を迎えられました。

見世出しとは・・・

舞妓さんとしてお座敷にデビューする日のことで

お茶屋さんを回って挨拶まわりでお披露目されます。

昨日、さと鈴さんが弓月に来られた際に

お写真を撮らせていただきました。

さと鈴さんの今後のご活躍が楽しみですね♪

弓月店外イベントのお知らせ

春に向けて店外での弓月のイベントが沢山開催されます♪

その①

2月28日(水)~3月4日(月)、阪急うめだ本店9階

アートステージにて「島々の染と織」に

弓月工房秦流舎が参加いたします。

インドネシアと日本の手仕事のコラボレーション催事で

秦流舎からは縞々のシルク巾着(選べる金平糖一種付き)や

その他小物、デニム着物や帯をご覧いただけます。

その②

3月2日(土)、3日(日)はファッション誌「FUDGE」主催のイベント

「ファッジマルシェ」が京都の「名勝 渉成園」で開催されます。

歴史的、文化的な価値の高い建物を会場にして行われ

日本の古き、良き魅力を堪能しながらFUDGEの世界観も楽しめるイベントです。

京都の伝統工芸の職人さんや作家さんたちがこの日のために

創作した作品を直で見てお買い物をすることができ

その出店数は50以上で弓月も出品いたします。

弓月はモダンな雰囲気漂う、水玉模様の

おちょぼバッグを販売します。

きっちりコーデ、ゆったりコーデどんなコーデにも

バッグを合わせることでもっと特別な私に。

いつもと違った非日常空間を楽しみながら

ぜひファッジな弓月をご覧ください。

期間:2024年3月2日(土)〜3日(日)
会場:名勝 渉成園
住所:京都府京都市下京区下珠数屋町通間之町東入東玉水町
時間:10:00〜17:00
入場料:一般 ¥1200、高校生・中学生 ¥500(小学生以下は無料)
※ファッジマルシェ トートバッグつき(数量限定)

↑ファッジ3月号のP10、11、P133にバッグ詳細掲載されております。

その③

3月20日(水祝)~26日(火)は京都大丸4階で

開催する「ファッジイベント」に弓月が参加いたします。

こちらは様々なオリジナル小物を販売いたします。

ぜひ皆様のご来場を心より

お待ちしております♪

梅が見頃になりました

2月1日~3月下旬まで北野天満宮では梅苑「花の庭」が

公開となりました。

2月23日~3月17日までの毎週末に限り梅苑ライトアップも行われ、

2月25日には梅花祭が開催されます。

北野天満宮といえば学問の神様と言われる菅原道真公をまつる

大きな神社、梅の花の名所として有名ですよね。

この日は菅原道真公の忌日で梅の花をこよなく愛でた道真を偲んで

900年以上も前から行われてきた歴史ある祭典が梅花祭です。

梅花祭では上七軒の芸妓さん、舞妓さんたちにより

「梅花祭野点大茶湯」が開かれるので

梅の花と一緒にお茶もいただくことができます。

境内には50種類、1500本の紅白の梅が咲き誇り、

昼間と夜間では違った観梅が楽しんでいただけます。

現在の梅の様子を少しお見せいたします。

梅の品種により、開花時期は異なるそうですが

紅白の梅が咲き始めており、

梅を見に沢山の方が写真を撮られている様子が見られました。

また、梅花祭の日は天神さんの日でもあるので

より多くの人で賑わいそうですね。

弓月京店も営業日となっており、

天神さん限定の商品も販売しているので

ぜひ遊びにいらしてください♪

染めの技 ~その①~

先日、社員研修でろうけつ染めの工房を訪問しました。

ろうけつ染めとは溶かした蝋を生地に塗ることで、

その部分を染まらなくする技法です。

蝋を薄く塗れば少しだけ染まるようになるため、

塗る蝋の厚みがそのまま色の濃淡になり、作品の表現に繋がります。

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まず、弓月工房の御召輪奈ビロード地にシートを貼り

蝋を塗布する箇所の型を切り抜きます。

着物地を切らないように絶妙な力加減が必要です。

番号は塗布の濃淡の印で、ぼかし染めに仕上がります。

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弓月スタッフもご用意して頂いた練習用で体験させて頂きました。

型抜きの力加減や、固まる前に適量の蝋を塗るのは難しかったです!

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そして、霧吹きで蝋を塗布します。

職人技で番号の印通りに濃淡をつけます。

その後、全体に染めを施し着物が出来上がります。

出来上がりがこちら!

何人もの職人さんの技の結晶です! ため息が出るくらい美しいですね。

蝋の濃淡部分はこのような暈しになり、柄に奥行きが出ます。

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日本の宝である職人さんの技は未来に繋げたいですね。

皆さま、ぜひ着物を着てお出かけしましょう!

附下でお出かけ

2024年がスタートし、春に向けて様々なお出かけが増えますね!

今回は少し改まったお食事会や観劇などにピッタリな

弓月セレクトの附下をご紹介いたします。

黒地に南蛮船が描かれたハイカラな附下です。

紫や水色などモダンな色が黒地に映え、とてもお洒落です!

弓月工房の「御召輪奈ビロード」の羽織でトータルコーディネート。

帯は光沢が美しい弓月工房の図案で織りあげた博多織袋帯でスッキリと。

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春のお出かけをお楽しみください♪

上七軒の節分

京都市内の北西、北野天満宮付近にある上七軒は

京都の五花街で一番古い花街です。

弓月京店はその上七軒通り沿いにございます。

2月3日節分の日、「鬼は外~福は内~」といって豆まきをしますが

日本には古くから京都を中心とした「おばけの日」という風習がありました。

節分は立春を元旦として大晦日にあたる日で

それまで季節を守護していた秋冬の神様が春夏の神様に

そのお役目を受け渡す...

その隙を狙って鬼が人々にいたずらをしようとたくらみます。

そこで「おばけ」といって芸舞妓さんたちは違う年齢、違う性別など

「普段と違う姿」をすることによって鬼をごまかして厄を払い

福を呼び込むというような意味合いがあるんだそうです。

上七軒節分の日の芸舞妓さんたちは変装をしてお座敷をまわられます。

変装ぶりは様々で笑いのたえないにぎやかな宴に。

日本版のハロウィンのようなものですね。

2月1日(木)、弓月京店は臨時休業となりますが

2日、3日は通常営業ですのでぜひ遊びにいらしてください♪