梅花祭のチケット承ります

2月25日は菅原道真公の命日。

そこで北野天満宮では毎年「梅花祭」が営まれます。

 

境内で午前10時から午後3時までの間、

上七軒の芸妓さん舞妓さんによる「野点大茶会」が行われます。

野点拝服券は弓月でも承っております。

残りあとわずかですのでご予約はお早めに~!

芸妓さん舞妓さんの優雅なお点前をお楽しみいただいたあとは

ゆっくり梅苑をご拝観ください♪

 

●野点拝服券 初穂料1,500円

●梅苑入苑拝観料 大人600円 小人300円(梅茶・菓子付)

針供養

どうもみなさまこんにちは。

視力2.0が割と自慢のスタッフMです。

 

昨日ぶらぶらと鴨川沿いを歩いていたら

カワセミを見つけたんですよ。

画像はwikipediaから拝借…

川の宝石と例えられるカワセミ。

その特徴と言える背中の鮮やかな青がとても美しく、

色が少ない冬の川辺で、はっと私の目を引きました。

住宅地の中の川でも見られるものなのですねぇ。

 

 

そして。

同じく昨日は針供養の日でした。

嵐山にある法輪寺にて、和裁やミシンなど

針仕事で折れた針や曲がった針の供養するというもの。

普段固いものばかり刺している針を柔らかいコンニャクに刺して

休ませることで、和裁・裁縫の上達を祈願します。

元は勅命で始まったというこの供養は、12月と2月の8日に行われますが

12月のときは現在でも皇室からの針をお預かりして供養されているそうです。

 

常日頃お世話になっている道具に感謝すること。

折れた針はガムテープで挟んで捨てていた過去がある私には耳が痛い話…

もっと道具を大事に扱い、労う気持ちを持たなければならないと

ここの世界に入ってつくづく思うのでした。

節分お化け

どうもみなさまこんにちは。

半額になっていた恵方巻きを買ったはいいものの

食べ損ねて翌日のお昼ご飯に回したスタッフMです。

きっとそういう方多いですよね?!

 

ということで、また節分ネタです。

 

『お化け』という行事をご存知ですか?

京都の花街では、節分の日に芸妓さんと舞妓さん、

そして時にはお客様も様々な扮装をして楽しむ日なのだそう。

聞いたところによると、舞妓さんがAKB48の格好をしたりするそうな…

このお化けを行うようになったのは、年齢や性別など

普段と違う姿になる事によって

節分の夜に蔓延る鬼をやり過ごす為なのだとか。

個人的には日本版ハロウィーン?という印象。

 

ここ上七軒でも、節分の日の前後は夜な夜なこのお化けが行われており、

参加された方からお土産をいただきました。

それがこちら。

芸妓さんである尚そめさんと市照さんが描かれたシールと、

干支と西暦が印字された落花生。

裏にはお二人のお名前が。

驚くべき事になんとこのシール、右側の市照さんが描かれたそう。

芸妓さんがこんな可愛いイラスト描いちゃうなんて…

 

なにぶん参加したことがないもので、かなり伝聞に頼ったブログとなりましたが

私もいつか芸妓さんから直接このシールを

いただけるようになりたいと切に願っております。いつか!

新年会の装い ~その7~

1月15日の弓月新年会でのお客様の装いです。

こだわりの着こなしをごらんください♪

 

F様

鮮やかでラグジュアリーな弓月の切りビロード着物。

セルリアンブルーは今年のラッキーカラーだそう。

 

M様

一珍染めの乱菊がまぶしい承和色の訪問着で

新年らしく華やかに。

 

 D様

象牙色の地色に刺繍が入った訪問着。

全体的にトーンを合わせたコーディネイトで知的に。

 

O様

瑠璃色が基調となった横段の個性ある着物を

凛々しく上品に。

 

F様(左)、M様(中)、K様(右)

落ち着いた色合いの小紋を品よくお召しのF様。

M様も小物ではんなりと色を挿したコーディネイトが素敵です。

K様はタンチュールの切りビロード小紋で。光沢感のあるワイン色がよくお似合いです。

 

I様

切りビロードの水玉ぼかしの訪問着であでやかに。

つま先までトータルコーディネイトで素敵にまとめてくださいました。

 

みなさんの着こなし、いかがでしたか?

それぞれ着物に対して素敵なこだわりをお持ちで

拝見していてとても楽しかったです。

やっぱり着物っていい!!

あらためてそう感じた新年会でした。

新年会の装い ~その6~

1月15日の弓月新年会での

お客様の素敵な装いをご紹介しております。

 

K様

落ち着いた色合いながらも優雅で上品な訪問着。

お茶会の正客にふさわしい装い。

 

K様

糸本来の耀きが美しい弓月の浮紋織着物に、錦地の帯を合わせて。

さりげなく新年の華やかさをまとったコーディネイト。

 

F様

弓月の市松文様に縫いが入った着物を、黒の帯ですっきりとまとめられています。

甘くなりすぎない灰桜色で大人のかわいらしさを。

 

M様

弓月の疋田文様を織り上げた着物と水玉がかわいい帯のコーディネイト。

全体的にまとめられたやわらかい色調がよくお似合いです。

 

I様

都会的でスタイリッシュな縞が素敵。

粋になりすぎないコーディネイトもさすがです!

 

7へつづく・・・

北北西やや右

どうもみなさまこんにちは。

通りすがりの小学生男子が『ギンギラギンにさりげなく』を歌っていて

幾分かの驚きを隠せないスタッフMです。

 

本日が何の日か、既にご存知かと思いますが

節分でございます。

タイトルは今年の恵方巻きの方角です。複雑すぎる…

 

昨日、個人的にも吉田神社での節分祭へ行って参りましたが

今日も弓月から歩いて5分程度のところにある

千本釈迦堂の節分祭へもちょっと覗きに行ってきました~

お昼過ぎに私が行ったときには既に黒山の人だかり。

ちょうど狂言の奉納が行われている最中でした。

ちびっこ可愛い…

 

それから最後に福男の方々による豆まき。

まいてますね。私も恩恵に与ろうと頑張って豆を取りましたよ!

それがこちら。

 

 

ら、落花生!

豆か…な…?と思いつつスタッフ分をしっかり確保。

おいしくいただきました。

新年会の装い ~その5~

1月15日の弓月新年会でのお客様の装い披露

まだまだ続きます。

 

T様

上品な紋意匠の上にほどこされたぼかしの白と

半襟の白がひときわ美しい極上のコーディネイト。

 

W様

膝の部分に咲いた刺繍のバラが華やかな雰囲気にぴったり。

シャンパンゴールドでまとめたコーディネイトもお見事。

 

W様

柳本勝海氏の書と、梅若家伝来の能装束で作った帯を背景に

辻ヶ花の訪問着で、いかにもお正月らしい佇まいに。

 

B様(左)とU様(右)

市松地に横段ぼかしのシックな着物に献上が若々しいB様。

弓月の御召であくまでもシックモダンなU様。

 

H様

松竹梅に宝尽くしの小紋で新春の華やぎを演出。

帯締も素敵ですね。

6へつづく…

弓月京店 徒歩圏内 ~2月~

どうもみなさまこんにちは。

いや~2月ですねぇ。早いですねぇ…

弓月では毎月、暖簾を季節に合わせて替えておりますが

今月は『梅』でございます。

まだまだ冷え込みは続きますが、梅の花を見るだけで

そう遠くない春を感じさせますよね。

 

さてさて、2月頭の行事と言えば節分ですね。

各季節の始まりの日の、前日の事を節分と言うらしく

文字通り、節の分け目の日でもあります。

季節の分かれ目には邪気が生じやすいと考えられているため

そこから豆まきが始まったんだとか。

この邪気を追い払うため、各地のお寺や神社で節分祭なるものが

行われておりますが、京都の寺社仏閣の数たるやご存じのとおり。

邪気が祓われ過ぎてかなり清らかな2月になりそうです。

 

●2日(木) 強運節分会・厄除けこんにゃく炊き@千本ゑんま堂

●3日(金) おかめ節分会@千本釈迦堂

         ゑんま堂念仏狂言奉納、豆まき@千本ゑんま堂

         節分祭(狂言、日本舞踊、豆まき)@北野天満宮

●18日(土)~26日(日) セレクト展「花街の装い」 @弓月京店

●25日(土) 梅花祭、天神市@北野天満宮

新年会の装い ~その4~

1月15日に行いました

弓月の新年会での

みなさんの装いです。

 

O様(左)とK様(右)

弓月の二重衣がよくお似合いのO様。

K様の帯は思い入れのあるお着物を帯へと仕立て替えられたもの。

 

K様

お母様と兼用の無地の着物。

後ろ姿はお母様がお正月らしく素敵な変わり結びにされていました♪

 

A様

弓月の浮紋織とムガ袋帯のコーディネイト。

着物の若松の縫取と淡い桜色の伊達衿がとても上品です。

 

M様

淡いグレートーンの着物に黒の半衿を効かせてスタイリッシュに。

小物遣いは着物通のなせるワザ!

 

T様ご夫妻

愛らしい草花文様の訪問着の奥様と

弓月の着物と袴がダンディーなご主人。

お茶席の書と花器をお持ちくださいまして

ほんとうにありがとうございました。

 

5へつづく…

茶の間から

どうもみなさまこんにちは。

突然ですが、月刊『茶の間』という雑誌をご存知ですか?

お茶処、京都宇治田原の製茶会社が1980年から発行しているこの雑誌。

2月号は梅花祭に合わせて北野天満宮界隈を特集されており

弓月もご紹介してくださいました。

アッキーナが表紙を飾ってます。

 

その中で、弓月でもお馴染の商品であるおちょぼバッグを

紹介していただいておりますが、それからというものの

大変ありがたいことに全国各地のお客様から

お電話やお葉書にて連日ご注文いただいております。

雑誌の力ってすごいね!とスタッフ一同驚きを隠せず。

こちらは小。持つとこんな感じになります。

携帯とお財布を入れてちょうどいいサイズです。

もしブログでも気になられましたらお気軽にお問い合わせください♪

 

1月も終わり、寒さがぐっと増してきた今日この頃。

弓月は店内をポカポカにして皆様のご来店をお待ちしております。