本日12月3日(土)は
弓月クリスマスパーティーのため
16:00にて閉店させていただきます。
お客様にはご迷惑をおかけいたしますが
何卒ご了承くださいますようお願い申しあげます。
弓月の情報発信ブログです。
あっという間に師走です。
暖簾は「打出の小槌」に変わりました。
今日は北野天満宮の献茶祭だったので
たくさんの方が着物姿で上七軒を歩かれていました。
京店の真向いにある西方寺でも副席が設けられており
一時は、列をなしてお茶席を待たれる方々も…。
幸い今日はそこまで寒くない1日でよかったです。
さて、12月も弓月と上七軒界隈では様々な催しが行われています。
中でも、北野天満宮を舞台に、世界に発信する文化・食・音楽のフェスティバル
「KOYTO NIPPON FESTIVAL」は注目のイベント!
詳細は公式HPをごらんください。http://www.kyotonippon.com/
●1日(木) 献茶祭 @北野天満宮
●3日(土) 弓月クリスマスパーティー@ウェスティン都ホテル
●3(土)・4日(日) KYOTO NIPPON FESTIVAL @北野天満宮・上七軒歌舞練場
●7日(水)、8日(木) 大根焚き @千本釈迦堂
●10日(土)・11日(日) 福袋@弓月京店
●13日(火) 事始め @上七軒
●13日(火) 大福梅の授与 @北野天満宮
●25日(日) 終い天神 @北野天満宮
●31日(土) 火之御子社鎮火祭 @北野天満宮
京店の年内最終営業日は、終い天神のある25日(金)です。
なお、新年は1月5日(木)より営業いたします。
皆様のお越しをお待ちいたしております。
弓月工房の御召にかかせない糸“御召緯(おめしぬき)”の新色が上がってきました。
御召緯というのは糊付けされた強撚糸のことで、
この糸を織り込んだ織物はお湯につけ揉みほぐすと糊が落ち、織上がりより縮むことでしぼが現れるのが特徴です。
現在、手がける職人の減少により希少な糸となっています。
今回の新色にむけ、色付けした糸に糊を付け、乾かしているところです。
この段階ではまだ浅い赤色ですが…
ここから強い撚りをかけていきます。
水を浸しながら撚りが戻らないよう、じっくり丸3日かけボビンに巻き取っていきます。
ようやく深い緋色になり完成です。
強い撚りをかける前と後では色が変化する(濃くなる)ため、
イメージした色を出すには何度も失敗があり、その積み重ねで出来上がります。
御召緯は思い通りの色を染めるのが難しく、一般的には黒と白の2色のみが作られています。
弓月工房では色に拘り、普段から一般的に使う“黒”であっても、
少し薄めた墨鼠色に敢えて染め上げ黒として使っていたり、
色味は同じでも濃度の違いで何色か持って使い分けたりしています。
そうする事で、織物に使う他の色とかけ離れず調和した落ち着いた織色をつくり出しています。
この緋色が、次の製織で経糸と交差しどう変化するのか…楽しみです。
また紹介していきますね。
すでにごらんになっている方も多いかと思いますが…
読売テレビ・日本テレビ系にて放送中の
木曜ドラマ「黒い十人の女」に
弓月が衣裳協力をさせていただきました♪
撮影で使われたのはこちら↓の着物と帯。
着物…衣々(黒/よろけ縞)
帯…衣々染袋帯(流線)
まさに弓月スタイル!な、こちらの着物と帯を
素敵に着こなされている女優さんは…
風松吉(船越英一郎さん)の正妻・睦を演じられている
若村麻由美さん!!
艶やかで美しく、それはもう着物がお似合いで…
若村麻由美さんの公式ブログで
ドラマの衣裳コーディネイトが紹介されています。
木曜よる11:59からの「黒い十人の女」
ぜひ弓月の着物と帯にもご注目くださ~い!!
【補足】
撮影では着物と帯は別々に使用されています。
すでに放映された第7話(11月10日)・第8話(11月17日)では着物が、
また、これから放映予定の第9話(11月24日)では袋帯が、
そして第10話(12月1日)では再び着物が登場する予定です。
弓月京店、祇園店では
ただいまショール受注会を開催しております。
当工房オリジナルの西陣御召先練輪奈ビロードの生地から
お好みのものをお選びいただき
ショールにお仕立てさせていただきます。
水玉のほか、市松やアラベスク紋など
地紋様も様々です。
輪奈ビロードならではの上品な光沢感と
深みのある色合いが特徴です。
帯のお太鼓の下まですっぽりと包みこみ、
美しいシルエットになる2巾タイプ。
洋装時、コートやジャケットのお襟元にさっと巻いて
さりげなく高級感を演出する1巾タイプ。
ビロードショール2巾 ¥100,000+税~
ビロードショール1巾 ¥35,000+税~
◆◇◆◇◆ショール受注会◆◇◆◇◆
期間:11月12日(土)~27日(日)
場所:弓月京店・祇園店 同時開催