北野天満宮にまつわるお話

弓月京店から歩いて5分。

今日のお話のネタは北野天満宮についてです!

 

北野天満宮は勉学の神様、菅原道真を祀っている場所

というのは有名なお話。

受験シーズンに合格祈願に訪れる。

なんて方も多いのではないでしょうか。

 

そんな受験生の味方の北野天満宮の歴史を

かるーく、ですが

紹介したいと思います。

 

始まりは菅原道真が、大宰府に左遷されたことから始まります。

「東風吹かば 匂ひおこせよ 梅の花

主なしとて 春をわするな」

これは道真が京を離れる際に

お気に入りだった庭の梅に向けて詠んだ歌です。

政敵に追い落とされ、家族とは別離。

道真は、京に一度も帰ることなく失意のうちに生涯を終えました。

 

道真の死後、京を次々と不幸が襲います。

これは道真の祟りではないか。人々は恐れました。

そんなとき、道真の霊が現れ

「北野の千本の松が生えたあたりに祠を建てよ。」

と言いました。

その北野の地には一夜にして千本の松が生えていたのです。

そこに壮大な天満宮を建てたところ、

京に平和が戻ったのでした。

 

というお話。