しとしと降る雨の中
延暦寺の千日回峰行のお坊さんが
弓月の前にある西方寺に立ち寄りました。
千日回峰行は修行を積んだ
お坊さんの中でも、選ばれた方にしか
許されないもの。
この修行を満了するには
なんと!
7年もかかります。
この修行中、お坊さんは
短剣と、死出紐と呼ばれる麻紐を常に携帯しています。
これは、続けられなくなったときは自害する。
という決意の表れ。
とてもとても辛く厳しい修行です。
延暦寺の長い歴史でも、この行を
終えたのはたったの47人。
その中でも3人しかいない
この行を2回終えた
酒井雄哉という方が現在も活動を
続けておられるんですよ。