もうすぐお盆ですね。
弓月京店から歩いてすぐの千本釈迦堂では
朝早くから地元の方が訪れ
「おしょらいさん」を迎えに来られていました。
※「おしょらいさん」・・・先祖の精霊のこと。漢字で書くと「お精霊さん」。
千本釈迦堂では、毎年8月8日から12日まで
六道まいりが行われます。
六道とは、死後の6つの冥界のことで、
祖先の精霊を家に迎え、冥界に迷う霊を救う仏事のことを「六道まいり」といいます。
お寺では
迎え鐘をついて、先祖の法名を書いた塔婆に槙の小枝で水をかけ
その槙を持って帰ります。
そうすることで精霊が槙に乗って家に戻るとされています。
夕方には行灯と提灯に灯りが灯され
どこか懐かしいお盆の風景を感じさせてくれます。