今日はいとをかし坐「梅の会」の日。
梅苑の梅は
「早咲き見頃」
ということで満開まではもう少し、
という感じでしたが
境内は紅梅白梅ともに満開で美しかったです♪
みなさんおしゃれにセンスよく着物を着こなしておられました!
中にはうぐいすの帯や梅の帯、
梅のつぼみのような刺繍の着物、梅の帯留など
梅にちなんだ着こなしを楽しまれている方も☆
まわりの参拝の方からも「着物姿、ええねー」と声をかけられていましたよ。
後編は祇園店ブログにておたのしみくださいませ!!
弓月の情報発信ブログです。
はじめまして、こんにちわ。
弓月京店のアルバイトでお世話になり始めて4日目のSです。
今日は店内の探検をさせてもらいました。…お仕事もちゃんと教えてもらってますよ。
遊んでるわけじゃありません。
探検は、お店に入って左、どっしり存在感のある階段箪笥をあがるところからはじめました。
飾ってあるのは三味線で、このお店がお茶屋さんだったとき実際に使われていたものなんだとか。
階段を上ると広々としたギャラリーがあり、素敵な帯や反物が展示してあります。
ギャラリーの横の座敷を抜けるとさらに廊下があります。
趣は違いますが、なんだか学校の渡り廊下みたい。
写真の下に見えるのは中庭で、廊下を進むとさらに座敷があります。
奥の座敷へ進んで、さらに奥へいくと階段が。
電気付いてないと何も見えません。真っ暗です。
とても急なので誤ってすべり落ちてしまいそう。
階段をおりてすぐ、本当に一歩も歩けないくらいの戸を開くと一階の奥の座敷になります。
奥の座敷から見える奥庭。
この真後ろを見ると中庭の向こうにお店の入口が見えます。
お店は表から見ただけでは想像できないほど奥に奥に空間が伸びていて、これだけいってもまだ奥がある…、と不思議な気分になります。古き良き京都を感じることのできる素敵なお店。今日の探検はその印象をさらに深めてくれました。
夕方の弓月京店…。
長火鉢を前に語っている美人はだあれ!?
もう少し近づいて見てみよう…
キュートな笑顔と凛々しいお声の持ち主は…
ギョギョ!!
タカラヅカ宙組の男役スター
星吹彩翔さん!!!!!
そうです、
今日はCS放送タカラヅカ・スカイ・ステージ内の
「阪急浪漫沿線」という番組の取材があったのです★
タカラジェンヌが阪急沿線の街を訪ね、
さまざまな人々と触れ合うミニ旅番組で、
今日は梅が見頃の北野天満宮付近を訪れる回の取材だったそうです。
京都出身の星吹さん、
女将が町家や上七軒の話をすると
「あー京都いいなあ~」
としみじみおっしゃっていました。笑
気取らず明るくラブリーな星吹さんに
弓月スタッフもメロメロ…↑↑↑
入団3年目でもファンは多いでしょうね。
もちろん、弓月も応援させていただきます!!
いざ、宝塚大劇場へGO☆
番組は3月上期に何回か放送される予定です。
ご加入のかたはぜひごらんください♪
神戸ファッション美術館で開催されている
「モスリンと毛斯綸」展
を見に行ってきました。
「モスリンと毛斯綸」
おなじ呼び名でもこのふたつ、違うんです。
「モスリン」とは、
もともとはメソポタミアの都市モスルで織られた
薄地の木綿布のこと。
アラビア人がモセリニと名づけて輸出し、
フランスではモスリンと称されていたそうです。
対して「毛斯綸」は、
日本では羊などの毛を用いた平織りの織物のことをいいます。
江戸末期にヨーロッパから輸入され、
明治期には染色加工技術の発達とともに製織が可能となったとか。
その染色の色柄の鮮やかさったら!!
大正期にはヨーロッパへたくさん輸入されたというのも納得。
なんせそのころのヨーロッパはジャポニズム全盛期!
更紗文様や洋花文様など斬新な模様が描かれた当時の着物や襦袢が
多数展示されていました。
ここで次回の工房展の予告です☆
「大正ロマン」展
近々大正100年を迎えるにあたり
大正ロマンの世界を御召で表現します。
期間:3月6日(土)~31日(水)
どうぞおたのしみに。
2月です。
暖簾も梅に替わりましたが
今日はつめたい雨。
でも手水鉢にしたたる雨水の音を聞くと
不思議とこころが癒されます。
さて、せっかく雨が降っているので
和傘のお話でも…。
雨の日にきもので出かけるのは大変ですよね。
雨コート、雨草履など
なにかと面倒。
でも和傘をさして歩くきもの姿って
ものすごーーーく素敵だと思いませんか?
どんよりした灰色の天気も
和傘をさせば艶やかな彩りがさし
きもの姿も一段と映えて見えます。
弓月でお取り扱いしているのは
この羽二重傘。
手漉き和紙に正絹を重ねた生地を張ったもので、
和傘の中でも最高級とされています。
また、雨風の強さに応じて
開き具合を2段階に調節できるようになっているんですよ♪
ちなみに雨の日の翌日、
お茶屋さんの玄関の軒先では
和傘が陰干しされているのを見かけます。
花街らしくて風情がありますよね。