記念展「時を織る 綾なす時」

以前にお知らせしました、弓月工房である秦流舎の舎主・野中の還暦記念展。

「時を織る 綾なす時」  ~想いと時が交差する~

 


鬼才のデザイナー・クリエーター 
野中 健二

株式会社秦流舎の創始者で設立から現在に至るまで代表取締役を務める。

京都最古の花街・上七軒に生まれ

幼少期から京都固有の伝統文化や着物姿が身近にある環境で

自然と培われた美意識と感性は染織デザイナー・クリエーターとしての基礎となっている。

 

家業の御召製造を受け継ぎ、染織の基礎を学んだのち

独自で革新的な御召の制作技法を開拓し、西陣御召の可能性を無限大に広げた。

「西陣御召」を現在の地位まで押し上げた第一人者と言える。

 

西陣織展では、経済産業大臣賞をはじめ

数々の賞を毎年受賞するなど、圧倒的な存在感を放っている。

また、茶道・裏千家にも絶大な信頼を得るなど、その名を全国に轟かせている。

伝統に基づいたものづくりに徹する一方

デザインは現代の街並みに合う洗練された着物をめざし

「ファッションとしての着物」「自分のために着る着物」として数々の流行を生みだした。

着物における既成概念・固定概念にとらわれることなく

時代の流れを読むことで、常に第一線で活躍している。

 

「衣を通じて和の伝統を伝える」を理念に、「弓月ブランド」を立ち上げた。

さらに、着物の新たな価値観へのアプローチとして、

これまでにない発想のものづくりにも挑戦し、デニム着物「DENIMDOSU」を立ち上げた。

DENIMDOSUは、これまで着物に興味のなかった方、

お洒落に敏感な方、個性を求める方々に絶大な支持を得て、着物の新たなムーブメントを巻き起こしている。

個展 社長赤ちゃん (1)

1957年 西陣に生まれる

1994年 歴史・伝統の魂をこめた染織を創造するため、株式会社秦流舎を設立する

1994年 谷崎潤一郎著書「陰翳礼讃」をテーマに展示会を開催(96年・97年開催)

2000年 「弓月」を東京青山骨董通りにオープン

2001年 FASHION SHOW KYOTO VOGUE 2001 in 永観堂にテキスタイル・デザイナーとして参加

2003年 自身の誕生の地 京都・上七軒に「弓月」を移転「弓月京店」と改める

2009年 祇園に京都で二軒目となる「弓月祇園店」をオープン

2010年 ファッションとしてのきもの「DENIMDOSU」を発表

2013年 「DENIMDOSU」の関連ショップを西陣にオープン

きものサローネにてFASHION SHOWを開催 DENIMDOSU-アプレ・ミディ-

2014年 きものサローネにてFASHION SHOWを開催 DENIMDOSU-北欧-

2015年 銀座三越サロンドきものに弓月ブランドの展開

2016年 弓月横浜髙島屋店をオープン

 

「時を織る 綾なす時」 ~想いと時が交差する~

日時:2017年5月10日(水)~14日(日) 11時~17時

  ※最終14日(日)は、11時~16時

場所:銀座レトロギャラリーMUSEE(ミュゼ)

〒104-0061 東京都中央区銀座一丁目20-17
川崎ブランドデザインビルヂング

 MUSEE HP ⇒ http://kawasaki-brand-design.com/