本日7月17日は、弓月工房である「秦流舎」の
設立記念日です。
毎年この日の朝は、秦流舎の社員全員で
太秦にある『蚕の社』に参拝へ行きます。
蚕の社の正式名称は
木嶋坐天照御魂神社(このしまにますあまてるみたまじんじゃ)。
養蚕や機織りなどの技術を日本に伝えたとされる
渡来人の秦氏が養蚕と織物の神様を祀ったのがはじまりです。
「秦流舎」の「秦」も、秦氏の流れをくむという意味から名付けました。
『技術だけを頑なに伝えた秦氏の精神にならい
織物業に真摯に取り組んでいきたい・・・』
秦流舎はそういった思いをもって、ものづくりに取り組んでいるので
毎年感謝の意を込めて参拝しています。
木々が生い茂った静寂なお社を参拝すると
毎回とても神聖な気持ちになります。
また、この神社は「三柱鳥居」があることでも有名です。
元糺の池の中にひっそりと佇む
3基組み合わせた鳥居は様々な謎に包まれています。
続いて、秦氏の始祖である「弓月王」が祀られている大酒神社へ。
お気づきの通り「弓月」の由来です。
これからも皆さまに着物を着て楽しんでいただくために
24周年を迎えた秦流舎は益々ものづくりに励んでまいりますので
どうぞよろしくお願いいたします。