おととい10月8日は寒露でした。
野草には冷たい露が宿り、
秋が深まることを指す二十四節気です。
そんな中、弓月京店の2階ギャラリーでは
工房展「残・秋 ~ジュエリーの着物と帯~」を
開催しております。
今日ご紹介するのは
「マジョリカ御召」。
「マジョリカ御召」というのは、
昭和30年代のいわゆる高度経済成長期に織られ爆発的にヒットした
銀通しでキラキラ輝く御召のこと。
そして今回、弓月工房である秦流舎は
当時のマジョリカ御召をイメージした上で
現代のスタイルに合うよう図案を起こし、
オリジナルの「マジョリカ御召」を創作しました。
当時は家着・仕事着といった実用呉服の着物しか無かった時代ですから
そこに登場したこのキラキラと輝く御召に
女性たちがたちまち虜になったというのは大いに納得ですよね。
新作のジュエリーシリーズの帯とも相性抜群です!
↑ 実際に使っている緯糸。
上品で繊細なキラキラ感が、画像でうまく表現できずごめんなさい!!
実物は本当にすごく綺麗ですので、ぜひぜひ見にいらしてくださいね!!
皆様のお越しをお待ちしております。
【工房展】
期間:2013年10月5日(土)~20(日)
場所:弓月京店2階ギャラリー